<大相撲春場所>◇3日目◇11日◇大阪・ボディメーカーコロシアム

 ものまねタレントのコロッケ次男が白星デビューを飾った。

 前相撲が行われ、本名の滝川歩から、しこ名の琴滝川(18=佐渡ケ嶽)として初土俵。鈴木(15=玉ノ井)を立ち合いで右四つに組み止め、左上手をひいて力強く寄り切った。「緊張しました。普通に無理なく勝てればいいかなあと思っていたので良かった」と笑顔。相撲を見守った師匠の佐渡ケ嶽親方(45=元関脇琴ノ若)からは「立ち合いの当たりは強いですから、上背がないぶん頭でぶちかます稽古をしていったほうがいい」と助言を受けた。

 また、元学生横綱の正代(22=時津風)、体重202キロの高木(21=木瀬)、日大で遠藤の1年後輩だった芝(22=木瀬)の大卒3人も順調発進。身長192センチの湘南乃海(15=高田川、本名谷松将人)は、土俵際まで攻め込んだものの、すくい投げで敗れた。