大相撲の西関脇琴欧洲(31=佐渡ケ嶽)が春場所11日目の19日、休場届を提出した。

 昨年九州場所で脱臼した左肩の状態がおもわしくなく、2日目から9連敗。この日朝に師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に「肩が痛くて、力が出せない」と相談し、決断した。同親方は「体を休めてなんとか来場所に、と思っています」と話した。

 琴欧洲の休場は昨年九州場所以来10度目。11日目の対戦相手の玉鷲は不戦勝。

 また、東前頭15枚目の天鎧鵬(29=尾上)もこの日、10日目の旭天鵬戦で右足首を負傷して、自身初の休場となった。11日目の対戦相手の千代大龍は不戦勝で、今場所の十両以上の休場者は4人目。