大相撲の横綱白鵬が17日、名誉観光大使を務める北海道滝川市で収穫した「横綱白鵬米」100キロを、新弟子が通う相撲教習所に贈った。2年前から贈呈を続けており、白鵬が自ら田植えに参加して栽培に携わった。

 教習所で開かれた贈呈式には新弟子が立ち会い、初土俵から所要2場所で夏場所に新十両となる逸ノ城も姿を見せた。白鵬は「近い将来、ライバルになる可能性がある人もいる。おいしく食べて稽古に励み、(角界を)引っ張ってくれる力士が育ってほしい」と貫禄たっぷりだった。