大相撲夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新番付が発表された24日、東に位置した新横綱鶴竜(28=井筒)は東京・墨田区の部屋で会見し「あらためて身が引き締まる。うれしい気持ちもあるけど、これから精いっぱい頑張っていかないといけない」と気を引き締めた。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「横綱は負けたらやめるしかない。なってうれしかったけど、大変な地位だと思う。勝ち星に執着してほしい」と鼓舞した。

 国技館まで専属の車で通う予定だが、初日だけは歩いて入場するという。「お客さんあっての自分。ファンサービスをこれからもやっていきたい」と話した。

 また綱とりの後は…とばかりに「嫁とり」についても話題に上ったが「ちょっと未定です」と苦笑いしていた。