第30回わんぱく相撲全国大会が3日、東京・両国国技館で行われた。

 小学校6年生の部では、前年にも5年生の部で優勝した熊本・宇土少年クラブの花岡真生(まさき)くんが大会2連覇を果たした。憧れの存在だった日本相撲協会理事の貴乃花親方(41=元横綱)からトロフィーを渡され「背も高くて格好良かったです。去年も優勝しているので、1回戦とかでは負けられないので、プレッシャーはありました」と笑顔を見せていた。

 前年のわんぱく横綱として、武蔵川親方(43=元横綱武蔵丸)から徹底指導を受けた土俵入りも披露した。好きな力士は白鵬と琴奨菊で、昨年12月の熊本市巡業では白鵬に胸を借りたこともある。「今はどんぶりでご飯4杯、おかずも2回おかわりしています。中学卒業して高校で力をつけて、そこで(成績が)よかったから大相撲に入りたい」と目標を話した。

 また小学校5年生の部では鹿児島・奄美大島の栄龍征くん、同4年生の部は青森・五所川原の成田力道くんが、わんぱく横綱(優勝)に輝いた。