1年ぶりに関脇へ復帰した妙義龍が燃えている。先場所は前頭6枚目で11勝。「今場所は上位との相撲があるので(気持ちが)全然違う。かき回していく」と秋場所を心待ちにしている。

 2日は東京都足立区の境川部屋で豊響らと19番取り、持ち前の低い体勢からのもろ差しや、右差しでの攻めを磨いた。1月の初場所で右脇腹付近を痛めて休場するなど、けがに苦しめられたときもあったが「今は精神的にも肉体的にもいい。先場所のような相撲を取れれば、いける自信がある」と力強かった。