取組編成を担当する日本相撲協会審判部の井筒副部長(元関脇逆鉾)は大相撲秋場所10日目の23日、9勝1敗の新入幕逸ノ城の12日目以降について「優勝争いに絡んでいるし、大関は全員当たりそうだ」との見解を示した。逸ノ城は11日目に大関稀勢の里と対戦する。

 注目される横綱戦の実現に井筒副部長は「まだ分からない」と話し、流動的な様子だ。新入幕力士が1場所で複数の大関と対戦すれば、2000年夏場所の栃乃花以来となる。