1横綱2大関を破った新入幕逸ノ城が、安美錦を押し出しで下し、13勝2敗の好成績を残した。

 また、敢闘賞と殊勲賞を受賞し、新入幕でのダブル受賞は00年夏場所の栃乃花(敢闘、技能)以来。幕下付け出しデビューから所要5場所での初受賞は雅山と並び最速となった。

 最後まで優勝争いを演じた逸ノ城のインタビューは以下の通り。

 -結びの一番をどういう気持ちで見ていた

 逸ノ城

 横綱が負けたらやる気持ちでした。

 -横綱白鵬ともう一度やってみたかったか

 逸ノ城

 はい。

 -今場所の自分の相撲は

 逸ノ城

 体が動いていたのでよかったです。

 -13勝という結果は

 逸ノ城

 うれしいです。

 -上位力士と対戦して、今後の課題は

 逸ノ城

 立ち合いですね。

 -立ち合いをどうしたい

 逸ノ城

 もっと体勢を低くして、もっと速い相撲を取っていきたいです。

 -師匠は今日の相撲が一番良かったと

 逸ノ城

 自分もそう思います。

 -14日目に白鵬に負けたあと、今日はどういう気持ちで臨んだ

 逸ノ城

 今日は思いっきり気合を入れていきました。

 -横綱と対戦してみた感想

 逸ノ城

 本当にうれしかったです。

 -次は勝ちたいか

 逸ノ城

 もっと長く対戦できるように頑張ります。

 -来場所に向けて

 逸ノ城

 頑張ります。