大相撲の人気力士、幕内遠藤(24=追手風)が20日、兵庫・丹波巡業で精力的に体を動かした。

 安美錦(36=伊勢ケ浜)豪風(35=尾車)のベテラン勢と計14番の申し合いをした後、横綱白鵬(29=宮城野)に胸を出してもらい、ぶつかり稽古で汗を流した。巡業は他の部屋の関取衆と稽古できる貴重な機会。「なかなか出稽古も行くことがないので巡業でしっかり稽古して。場所前に部屋で稽古してやっていければと思ってます」と話した。稽古後は、左腕をアイシングしていたが「部屋ではできないこともある。多少痛くても我慢して、自分のためだと思ってやらないと」と語った。