大相撲の新関脇逸ノ城(21=湊)が出稽古を当面、取りやめることになった。

 29日、福岡・古賀市の部屋で若い衆と、約2週間ぶりに相撲を取った。

 計48番をこなしたが、帯状疱疹(ほうしん)で約1週間、入院していたこともあり「しんどいっす。体もなまって、反応が悪かった」ときつそうな表情。31日から出稽古の予定だったが「あと1週間くらいやれば、前の調子に戻ると思う」と当面、部屋で調整することを決めた。湊親方は「体調がよくないみたい。けがをしたら困るので、出稽古はなしにして、部屋でやる。若い衆とやれば、体もつくれるでしょう」と話した。