大相撲の冬巡業は2日、鹿児島市内で行われ、松鳳山(30)が幕内土俵入りで初めて「二所ノ関部屋」所属と呼び上げられた。

 1日から師匠の年寄名跡が変わって二所ノ関親方(元大関若嶋津)となり、部屋名もこれまでの「松ケ根」から変わった。「土俵に上がるまで、すっかり忘れていた。ちょっと不思議な感じですね。照れくさい。駒大から松ケ根部屋に入門した、新弟子のころを思い出しました」と笑った。

 師匠の地元でもある鹿児島から、新しい部屋名で出発。「いい感じじゃないですか。二所ノ関部屋として自分が最初に呼び上げられた。うれしいですね」と新鮮な気持ちを味わっていた。