第48代横綱大鵬の三回忌法要が20日、都内のホテルで営まれた。日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)、大嶽親方(元十両大竜)ら約120人が出席し、昨年1月19日に亡くなった故納谷幸喜氏(享年72)をしのんだ。

 芳子夫人(67)は「この2年で、あらためてお父さんが本当にすごい人だったんだなあと思わされています。妻として引っ張られ、走らされていることがありがたいとも思える」と話した。

 北の湖理事長は「(大鵬)親方の『お前も相撲協会のためにしっかりやれよ』という激励を受けて、1月31日に新しい法人になれた。親方のおかげと感謝している。一緒にお酒を飲んだ笑顔が今でも目に焼き付いております」と献杯のあいさつをした。