アマチュア相撲で昨年の全日本選手権と全国学生選手権個人を制し、大相撲の出羽海部屋へ入門する東洋大4年の大道久司(22)が27日、東京都文京区の東洋大で記者会見を開き「また新しいところでやる。がむしゃらにやっていく」と抱負を述べた。

 春場所(3月8日初日・大阪市ボディメーカーコロシアム)に幕下10枚目格付け出しでデビューする予定。

 大道は長野県上松町出身。180センチ、145キロで力強い突き、押しを得意とし、アマ横綱と学生横綱など大学時代に個人タイトルを15個獲得した。大相撲で対戦したい力士として、同じ幕下10枚目格付け出しだった幕内遠藤を挙げ「早く追い付いて、抜いてやろうという気持ち。スピードのある相撲を磨き、頂点に立てるように稽古に精進したい」と目標を語った。