初場所の一夜明け会見で横綱白鵬(29=宮城野)が審判部批判を繰り広げた問題で、日本相撲協会の伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は28日、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)に厳重に注意したことを明かした。

 前日に電話や直接会って謝罪を受けたといい「かなり厳しく言わせてもらいました。師匠が本人にきちんと言わないといけない。どれだけ大変なことをしたか、しっかり伝えてもらいたい」と話した。

 また、宮城野親方には、千秋楽のこれより三役で、白鵬が取組中に入場してきたことも厳しく注意したという。横綱の言動について「残念の一言。自分で自分の価値を下げている。理解できない」と厳しかった。