大相撲初場所後の記者会見で審判部の勝負判定を批判し、物議を醸し出した横綱白鵬が1日、東京・両国国技館で開かれた少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」に出席したが、問題については口を開かなかった。

 白鵬は1月31日に出演したテレビ番組で「多くの人に迷惑を掛け、心配を掛け、おわびしたいです」と話した。1日は報道陣に、批判問題に関する質問をしないように要請。記者会見後に番組での発言について問われても無言だった。

 白鵬自らが主催する大会にはモンゴルや米国など海外7カ国のチームも参加し、800人余りが熱戦を展開した。白鵬は「全世界の子どもたちが日本に来て土俵に上がるのが夢」と話した。