横綱朝青龍(27=高砂)が日本相撲協会再発防止検討委員会委員で漫画家のやくみつる氏(49)に“緊急会談”を提案していたことが28日、分かった。やく氏も快諾し、早ければ、朝青龍が31日の奈良・宇陀での春巡業から帰京した直後にも実現する。
関係者への春場所優勝報告で大阪に滞在している朝青龍は26日夕方、ホテルでやく氏と劇的に対面した。あいさつ回りに向かうエレベーターのドアが開くと、目の前に自分への批判を展開するやく氏がいた。ほぼ同時に声をかけていた。
朝青龍
あまりきつく言わないでくださいよ。
やく氏
あまりカリカリさせないでくださいよ。
朝青龍
東京に帰ったら食事に行きましょう。
やく氏
絶対ですよ。社交辞令にしないでくださいよ。
掛け合いのような短い会話で交渉は成立。やく氏は「自分の言っていることが耳に入っているんだと分かりました。『変えられるところは変えた方がいい』と言えそうだ」と横綱との直接対話に期待している。
朝青龍批判の急先鋒、横綱審議委員会・内館牧子委員についても、朝青龍は春場所前の7日に「ワシはあの人が好きだ」と発言。批判に耳を傾けて横綱の品格を磨こうとするのか、単なる気まぐれか。やく氏との会談の行方が注目される。


