琴欧洲が綱へ望みの1勝/名古屋場所
<大相撲名古屋場所>◇2日目◇14日◇愛知県体育館
琴欧洲(25=佐渡ケ嶽)が一夜で本来の強さを取り戻し、綱とりへ望みをつないだ。北勝力のもろ手突きを下から跳ね上げて外しながら前進。一気に押し出した。「前に出るだけ。下がったら突っ張られ、相手の相撲になる」と振り返った。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の「絶対に下がったらダメだ」という指示を忠実に守った。
師匠の気遣いで、初日の黒星をうまく吹っ切った。前夜は「考えてもしゃあないだろ」と励まされた。朝げいこ後のちゃんこでは、親方が自ら茶わんによそって、名古屋名物のうなぎのひつまぶしを振る舞ってくれた。チーズがたっぷり入ったシチューもつくってもらった。綱とりの重圧で初日の朝はちゃんこを食べられなかったが、この日は「好きなものをたくさん食べました」と笑った。
3日目の相手は苦手の豊ノ島。「明日のことは明日考えます」という親方の言葉を守り、一日一番に集中していく。
[2008年7月15日8時37分 紙面から]
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