グルジア出身の平幕黒海(27=追手風)が夏巡業休場中の13日に、母国と戦闘状態にあったロシア大使館へのデモに参加していたことが、20日発売の週刊誌に掲載された。黒海は不整脈治療を理由に、4日からの夏巡業を全休していた。昨年7月には横綱朝青龍が夏巡業休場中にモンゴルでサッカーに興じ、2場所出場停止などの処分を受けた。友綱理事(元関脇魁輝)が追手風親方(元幕内大翔山)に電話で確認したところ、デモ参加は入院前で、母国からのデモ参加の要請もあり、親方が許可していたことが分かった。親方は「協会から処分があるなら、自分が出向いて謝る」と話しているという。北の湖理事長は「詳しい事実を把握していないので、今、話せることはない」と話した。