日本相撲協会再発防止委員会委員で漫画家のやくみつる氏が2日、麻薬汚染の徹底解明を訴えた。十両以上の関取だけでなく、全力士の尿検査を義務づけることを提案。また、薬物の陽性反応が出た白露山の師匠でもある北の湖理事長の監督責任も厳しく追及した。
もう信用できない。若ノ鵬の逮捕時に、無関係を強調していた露鵬、白露山の陽性反応。やく氏は「汚染の度合いを正確に把握すべきだ。序ノ口からすべての力士に対して、早急に薬物検査を実施すべき」と話した。また、北の湖理事長に対しても「自分の部屋から出たら、さすがに監督責任は逃れられない。もう待ったなし。言うまでもなく、今(辞任を)決断しているでしょう」と続けた。
やく氏のショックは大きい。露鵬、白露山とは食事をしたこともあるなど、親しい関係だった。「気の短い兄(露鵬)を弟(白露山)がたしなめ、フォローしていた。きちんとあいさつもするし、悪印象はなかった」。それだけに、大相撲存続の危機すら感じていた。


