元関脇安芸乃島の千田川親方(41)が来年8月に高田川部屋を継承することが23日、分かった。高田川親方(63=元大関前の山)が部屋付きの千田川親方に部屋を譲ることを決めた。65歳の定年まで1年以上を残すことになるが、高田川親方は「千田川は自分の下で4年間も親方修業を積んできた。早めに譲って、慣れるまで側面からサポートしたい」と話した。
千田川親方は現役時代、史上最多の金星16個を挙げるなど若貴兄弟らとともに藤島、二子山部屋の黄金時代を築いた。引退後は指導方針の違いなどから高田川部屋に移籍。「二子山親方(元大関貴ノ花)からは努力の大切さを、高田川親方からは天才的な相撲の技術論を学んだ。それを受け継いで、強い日本人力士を育てたい」と意気込んだ。高田川部屋は現在、角界で唯一、どの一門にも所属していないが、千田川親方の継承後も同じ立場を守る見込み。新しい部屋は東京・江東区清澄に構える予定だ。

