大相撲初場所の新弟子検査が6日、両国国技館で行われ、受検した13人全員が体格検査(173センチ、75キロ以上)をクリアした。早大から70年ぶりの力士を目指す尾車部屋の直江俊司(22)は、身長181センチ、体重127キロ。検査後は「就職活動もしましたが、夢をあきらめたくなかった」と角界入りの決意を語った。
早大出身力士は過去に2人。1932年に元関脇笠置山(後の秀ノ山親方)が、39年夏場所では元幕下山口が初土俵を踏んでいる。3人目となる直江は、スポーツ科学部4年で3年秋に左肩の負傷で相撲部を退部。だが、相撲を題材にした卒業論文「相撲の歴史と決まり手」を提出するなど、相撲愛は変わらなかった。
先輩の笠置山は、親方時代に決まり手の制定に尽力している。直江は「もちろん、それは知っています。自分も大学の名に恥じないように少しでも上に行きたい」。合格者は内臓検査の結果を経て、初場所初日に発表される。


