横綱白鵬(24=宮城野)が、因縁の相手に「新技」を披露した。9日、愛知・一宮市の佐渡ケ嶽部屋へ出げいこ。大関琴欧洲の左足内側から右足を掛け、体を預けながら倒し「初めて内掛けが決まった」。初土俵以来、外掛けやちょん掛けで勝ったことはあるが、内掛けはない。自身より11センチ高い身長203センチの大関を崩し、「使えそうだね」と笑みを浮かべた。
名古屋市内の部屋から車で1時間かけてまで出向いたのは、琴欧洲が狙いだった。春場所で苦戦し、先場所は14日目に連勝を「33」で止められた。この日も琴光喜や琴奨菊らと14勝5敗の中で、琴欧洲とは4勝4敗。得意の右四つになりながら力負けする場面があり「(琴欧洲は)調子よかったね」と警戒した。
5日連続の出げいこは、この日で終了。「自分なりに調整できた。今のところ不安はない」と2場所ぶりの優勝へ自信をみなぎらせた。


