平幕把瑠都(24=尾上)が、新型インフルエンザに感染した疑いがあることが21日、分かった。この日、日本相撲協会巡業部に22日(埼玉・本庄市)、23日(山梨・山中湖町)での夏巡業の休場届を提出。診断書には「A型インフルエンザ」とあったが、協会関係者は「新型に感染した疑いが強い」と話した。既に新型インフルエンザ感染が判明した平幕岩木山、十両清瀬海も休場。同巡業に参加する一行はこの日午後に東京・両国国技館に集合し、バスで本庄市へ向かった。当初、大半の力士がマスクをしていなかったが、バスで新たなマスクが全員に配布されると、一様にマスクをし始めた。一方で不知火巡業副部長(元関脇青葉城)は「巡業では勧進元の要望もあり、子供相撲と握手会は実施する」と話した。