けいこサボりの常習だった横綱朝青龍(29)が、日本相撲協会巡業部の方針に従ってとりあえず改心した。18日、秋巡業が横浜市でスタート。07年は謹慎処分、08年は負傷治療によるモンゴル帰国で同巡業に不参加だった朝青龍も朝げいこから参加し、大関日馬富士に胸を出すなどした。
「3年ぶりか。気持ち良かったよ」と笑った朝青龍のほか、この日は休場者を除く十両、幕内の全力士がけいこ場に姿を見せた。夏巡業では朝青龍も含めてけいこ不参加者が続出。対策として大島巡業部長(元大関旭国)は1日の師匠会で「巡業でけいこに参加しない力士は師匠と一緒に注意し、目に余れば理事会に呼ぶこともある」との方針を打ち出していた。
それを記した通達も関取衆に配布し、親方衆は各力士の朝げいこの出欠とけいこの番数、内容などをチェックした「考課表」をノートに書いていた。効果が期待されたが、申し合いに参加したのは幕内では15人と半分足らず。朝青龍、白鵬とも胸を出すだけに終わった。それでも大島部長は「お客さんに顔を見せることが大事」と評価。朝青龍はこれまでの自分を棚に上げて「関取衆がけいこをするのは当たり前のことだよ」と言ってみせた。【柳田通斉】

