大相撲の秋巡業が10月31日、広島県立総合体育館で行われ、横綱白鵬(24=宮城野)が、広島と長崎両市が検討中の20年夏季五輪の共同開催を後押ししたい、との意向を示した。
白鵬は前日30日に広島平和記念資料館を初訪問したと明かし「よく、あんなもん、落としたなって感じたよ」と、神妙な面持ち。広島市と長崎市が共同で夏季五輪招致を目指す案が出ていると聞かされると、「いいんじゃないですか。できることがあれば、喜んで何でもやります」と話した。
尊敬する横綱双葉山が活躍したころ、大相撲の興行は1年半ほどの間、延期や非公開となるなど戦争の影響を受けた。白鵬は「双葉山さんも取れなかったんだ…。かわいそうだね。取れていれば、もっと優勝できたかもね」としんみり。平幕垣添や武州山との申し合いを11戦全勝で終え、相撲に専念できる喜びをかみしめているようだった。


