場所中に酒に酔って知人に暴行し警察ざたになったことが写真誌に掲載された問題で、横綱朝青龍(29=高砂)は25日、師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに、武蔵川理事長に呼ばれ、厳重注意を受けた。理事長から厳重注意を受けるのは、昨年5月の夏場所初日2日前にモンゴル出身力士8人でゴルフを行い、翌日、横綱白鵬とともに呼ばれて以来、5度目になる。

 午後3時前、師匠と理事長室へ入り、約5分後に退室。「(理事長には)本当に酒のせいで迷惑を掛けました、と話しました」と、謝罪したという。「(理事長から)『相撲はよかったんだけど、駄目だよ』と言われた。厳重に行動に注意しなさいと」と話した。