横綱朝青龍(29=高砂)の師匠である高砂親方(元大関朝潮)が29日、殴った知人男性との間で示談ついての「合意書」を交わしたと明らかにした。前日の理事会で外部役員らから、詳細に調査をした上で再度説明するように求められていた。その際に示談書を取るようにとのアドバイスも受けていた。横審の鶴田委員長の要請で協会執行部からの問い合わせも受け、「2月1日には報告し、合意書を提出したい」と話した。

 一方、朝青龍はこの日も公の場には姿を見せなかった。30日には両国国技館で、元前頭皇司の年寄若藤襲名引退相撲が行われる。朝青龍も土俵入りや取組に出場するため姿を見せる予定だ。