大相撲春場所(3月14日初日、大阪府立体育会館)で大関どりを狙う関脇把瑠都(25=尾上)が3日、大阪府大東市内の部屋で好調な動きを見せた。同部屋で日本人最重量力士の山本山(25)、出げいこに来た平幕阿覧(26)らとともに15番をこなして13勝。阿覧との豪腕対決では2度のつり出しを見せるなど、順調な仕上がりを見せた。つり出しについて把瑠都は「(相手は)力、強いから。(寄りや投げより)そっちの方が簡単」。連日、報道陣が多く集まることに「写真、バチバチ撮ったりとか、けいこに集中できないよ」と冗談めかして笑った。

 師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は、把瑠都について「本場所じゃないから、まだ分からない」と話しつつも「気持ちを強く持って行かないと」と助言。初場所では初めて横綱白鵬に土を付けたが、小結豊ノ島に敗れるなどで12勝。「下に負けたり取りこぼさないようにしないと」と、早くも心証面を気に掛けていた。