2月に暴行騒動の責任を取って引退した元横綱朝青龍関(29=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ)の発言について、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が不快感を示した。13日、大阪府立体育会館で行われた土俵祭の後「いいわけないでしょう。やったことを認め、自分で責任を取ってやめたわけだから」と話した。
元朝青龍は11日にモンゴルへ帰国し「協会に辞めさせられた。悪いことは言いたくないが(協会は)規則が厳しくて理不尽な要求もたくさんあった」「一部に私を辞めさせようとした人もいたことは事実だ」などと日本相撲協会を批判。暴行の有無について「一切していない。人の鼻を折ったりしたことはない」と完全否定していた。
10月3日に引退相撲を予定しているが、武蔵川理事長は「(国技館は)仮押さえだから」と慎重に話した。暴行事件を巡る警察の事情聴取はまだ行われておらず、事態は収束していない。立件されれば、引退相撲の開催も危なくなるため、同理事長は「何かあったら大変だからね」と今後の成り行きを見据えていた。
また、武蔵川理事長は初日の協会あいさつで、元朝青龍関の問題に関し、謝罪の言葉を入れることも示唆した。


