日本マクドナルドが、大相撲秋場所(9月12日初日、両国国技館)で名古屋場所に続き、計100本(総額600万円)の懸賞金を提供することが30日、分かった。賭博問題を受けて名古屋場所で懸賞や広告を自粛した企業のほとんどが現在も未定だが、同社広報担当は「角界全体を盛り上げたいというスタンスは変わらない」と説明した。名古屋場所の懸賞は5月の夏場所よりも707本少ない242本。相撲協会に資料が残る85年以降では最少だった(昭和天皇崩御で、すべての懸賞を自粛した89年初場所を除く)。そのうち100本がマクドナルド提供。広報担当は「お客さまから賛同の声が多かった」と振り返った。