元横綱朝青龍関(29)が羽織はかま姿でモスクワで開幕したレスリング世界選手権観戦に訪れ、レスリングで五輪を3連覇したロシアの英雄、アレクサンドル・カレリン氏とも対面した。元朝青龍関は兄が元レスリング五輪代表だったこともあり、母国モンゴルのレスリングを長年支援してきた。これまでの格闘技での功績をたたえ、国際レスリング連盟が招待した。場内アナウンスで「偉大な相撲のチャンピオン、朝青龍」と紹介されると大きな声援と拍手を浴び、貴賓席で観戦した。