大相撲の幕内隆の山(28=鳴戸)が、大掃除から出直しを誓った。11日、千葉・松戸市の部屋で稽古後、若い衆に混じって倉庫の整理整頓に着手した。数百キロにも及ぶ大量の米を運び出すなど、疲れた体をさらにいじめた。多くの部屋では清掃は若い衆の仕事だが、鳴戸部屋では関取衆が行うことも珍しくはない。それだけに「特に変わったことはしていない」とさらり。九州場所(11月13日初日)では十両陥落は濃厚だが「九州に向けて体も心も上げていきたい」と語気を強めた。