九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)を4度目のかど番で迎える大関琴欧洲(28=佐渡ケ嶽)が、優勝争いを視野に入れた。右のひじとひざを痛め、秋場所は途中休場したが、21日の申し合いは琴奨菊を9勝2敗と圧倒。かど番脱出だけでなく「最近、優勝に絡んでない。取りこぼさないようにしたい」と抱負を述べた。佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)も「優勝を狙った方がいいんじゃないかと思う」と期待した。