愛媛県西予市で行われた乙亥(おとい)大相撲に横綱白鵬(26=宮城野)と大関琴欧洲(28=佐渡ケ嶽)が29日、参加した。当地が発祥の地の「稚児土俵入り」では抽選で選ばれた1歳までの幼児を抱いて四股を3回ずつ踏んだ。11月初めに第1子となる男の子が誕生した琴欧洲は、23人の幼児を抱えた。稚児土俵入りは今回が3回目だが「今までとは少し違った感覚だった。自分の子供にもやってみたいね」と笑顔を見せた。横綱としては、01年武蔵丸以来の参加となった白鵬は21人を担当。四股3回×21人ということで63回踏んだが「場所後でもあり、いいクールダウンになった。うちは子供は3人だから慣れている」と笑顔を見せた。