日系3世の幕内魁聖(25=友綱)が19日(日本時間20日)、帰省先のブラジルで、同国相撲協会の歓迎会に出席した。6年前に来日するまで稽古していた道場の仲間も訪れ、再会を喜んだ。入門後、初めての帰郷で「今はポルトガル語を話そうとすると、言葉が思いつかないこともあります」などと話した。前日には、内臓の手術を受けた祖母正子さんを見舞った。初めて、対面しながら日本語で会話し、喜んでもらえたという。母ロザナさんは「以前より声が太くなり、男らしくなりましたが、相変わらず私のかわいい息子です。とてもハンサムでしょ」と安心した様子だった。(エリーザ大塚通信員)