貴乃花親方(40=元横綱)が3日、大阪・なんばグランド花月で吉本新喜劇に出演し、春場所(10日初日、ボディメーカーコロシアム)をPRした。担当部長として2年連続の登場で、今回は小学1年生の設定。スーツに黄色い帽子とTシャツ、ランドセルの姿で「あどね~、僕ね~、皆さんに来てほしいんです、お相撲に」と笑いを誘った。お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀が親方の幼少時の口調をネタにしており、物まねを物まねした。

 出演後、貴乃花親方は「一言で言って、やみつきです」。出演前には、アイドルグループ「NMB48」のレッスンに顔を出し、もらったTシャツを着込むなど精力的に動いた。新喜劇の座長を務めた川畑泰史からは「1発目のせりふでドカンと受けた。我々よりお笑いのセンスがある」と持ち上げられた。吉本芸人たちも、春場所の来場を約束するなど、早速PR効果が出始めた。