大相撲春場所は明日9日、大阪・ボディメーカーコロシアムで始まる。7日は取組編成会議が開かれ、初めて上位陣と総当たりする東前頭筆頭の遠藤(23=追手風)は、初日に綱とりに挑む大関鶴竜(28)と、2日目は史上最速金星を目指して横綱日馬富士(29)と対決する。

 「遠藤指定」の15日間通しの懸賞金が“4倍”になった。1月の初場所は日立建機日本の1社だけだったが、春場所はその親会社の日立建機が懸けるほか、新たに北極星産業とイチジク製薬、富士ホームサービスの計4社が、毎日1本ずつつけることになった。4社の指定懸賞は、横綱白鵬の2社(5本)を上回り力士最多。CMに出演する永谷園も指定はしないが、15日間懸ける可能性が高い。