幕内の遠藤(23=追手風)が1日、京都巡業で横綱日馬富士(29)から“愛のムチ”を受けた。ぶつかり稽古で指名され、10分近くしごかれた。息を荒らげて苦しがり、ボディーへのパンチなども浴びた。昨年の秋巡業でも白鵬に鍛えられた遠藤は、声を掛けてくれた日馬富士に「ありがたいことです」と感謝。「怖さという感じではない。必死なんで」と疲れ切った表情で話した。見守った約6000人の観客は、人気の若手と横綱の稽古に大喜び。胸を出した日馬富士は「お客さんが喜ぶからね。それが1番」とファンサービスを強調した。