大相撲の遠藤(23=追手風)が30日、埼玉・草加市の追手風部屋で秋場所(9月14日初日、両国国技館)に向けた稽古を再開した。故郷の石川・穴水町での夏合宿後は稽古休みだったため、四股、すり足、ぶつかり稽古で軽めの調整を行った。「場所まで日があるので、もうすぐだなっていう気はまだしない」。合宿中は実家で母の手料理を食べ、幼少期から通うすし店にも出向くなど英気を養った。秋場所は初の個人応援席「遠藤シート」が新設され、即日完売。「そういうのはうれしいですね」と力にする。