大相撲で東前頭筆頭の照ノ富士(22=伊勢ケ浜)が21日、香川・高松巡業で九州場所(11月9日初日、福岡国際センター)のブレークを誓った。

 「勝ち越しを目指して、それから2桁、その上も行きたい」。6勝9敗と負け越した秋場所では、4年前に一緒にモンゴルから来日した鳥取城北高の後輩逸ノ城(21)が13勝して旋風を巻き起こした。三役昇進も先を越されることが確実。照ノ富士は「オレができないことをやってくれた」と後輩の力を認めつつ、逆襲に燃えている。