- スポーツメニュー
-
- 大相撲メニュー
-
朝青龍10日にも謝罪会見、帰国は否定

- 午後4時50分、カメラのストロボを拒否する高砂親方
謹慎中の横綱朝青龍(26=高砂)が、10日にも両国国技館で謝罪会見を開く。高砂親方が9日、東京・墨田区の自宅に訪れて説得した。精神的不安定な状態で「急性ストレス障害」と診断されたが、この日は師匠と1時間半も話し合うなど、徐々に回復に向かっているとみられる。会見後は国内で治療に専念する。軽率な行動で日本相撲協会から厳罰を下されて以来、自宅にこもりっきりだった横綱が、いよいよ公の場に姿を見せる。
朝青龍がしゃべり始めた。6日に続き、2度目の師匠の訪問を受け、やっと閉じていた心を開いた。「まだ踏ん切りがつきません」。精神的に不安定な状態が続き、気持ちの整理がつかなかったのだろう。1時間半に及ぶ説得に応じそうになり、師匠が「よし、これから会見しよう。(まげを結うために)床山を呼ぶぞ」と言ったところ「もうちょっと待ってください」と謝罪会見をセッティングしようとした師匠を止めた。
高砂親方は「今日は説得に失敗した。明日(10日)も行きます。もうちょっとで(会見)できそうな感じはある」と手応えをつかんだ。3日前に訪れたときは「頑張ります」としか肉声を聞けなかったが、この日は「最初はしゃべらなかったけれど、話しているうちに、自分の気持ちをこっちにぶつけてくれた」と必死に立ち直ろうとする弟子の思いを感じ取った。
当分は、朝青龍が熱望していた「帰国治療」の実現はなさそうだ。会見に臨んだ後は、国内で精神科治療および腰と左ひじの治療に専念する予定。高砂親方は「モンゴル帰国はないです」と言い切った。師匠から報告を受けた北の湖理事長(元横綱)は「気持ちの面もケガの面もある。病院に通った方がいいと思う。師匠もそう考えているし(モンゴルに帰らせないのは)当然」と話した。
朝青龍は夏巡業を休むつもりで「全治6週間」の診断書を提出しながらモンゴルに帰国し、サッカーに興じた。軽率な行動で2場所出場停止、4カ月30%の減俸、4カ月の謹慎処分を受けた。厳罰を受けた後は精神的なショックなどで自宅に閉じこもった。だが、まともに言葉も発することができない状態から、少しずつ回復している。朝青龍が潔く謝罪し、復帰に向けて再出発する。【盧載鎭】
[2007年8月10日9時56分 紙面から]
最新ニュース
- 朝青龍は記者会見より治療優先 [10日21:15](写真あり)