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朝青龍無断帰国なら強制引退も

- 6代目高砂の墓前に手を合わせ騒動を陳謝する高砂親方
横綱朝青龍(26=高砂)の師匠高砂親方(元大関朝潮)が、仮に朝青龍が無断でモンゴルへ帰国した場合、本人の意思に関係なく、日本相撲協会に「引退届」を提出する意向があることが14日、分かった。「次に謹慎を破れば大変なことになると告げてあります。それは勝手にモンゴルへ帰国することも含めてのこと。自覚しているとは思いますが」。1日の処分決定時に同じような「警告」を朝青龍に発していたが、「問答無用」のさらに厳しい態度を打ち出した。
朝青龍は、近い関係者に今もなお「モンゴル帰国」への強い意思を示しているという。計3回面会している高砂親方にも「帰りたい」と伝えているが、同親方は「治療は日本でできる」のスタンス。帰国は処分を下した協会理事会の許可が出た場合に限ると明言した上で「もう次はないと思え」と告げたという。角界では、師匠の権限で弟子を引退させることができる。師匠、後援者、おかみも巻き込む騒ぎを起こした横綱双羽黒も、87年年末に立浪親方が「廃業届」を協会に提出し、理事会で廃業が決議されている。
高砂親方はこの日、自らの師匠にあたる5代目高砂(元横綱朝潮)6代目高砂(元小結富士錦)と10代目若松(元関脇房錦)の墓前に手を合わせた。高砂部屋の歴史上、大きな汚点になる騒動が、7代目の自分の下で起きたことを先代たちに「本当に申し訳ないです」と頭を下げた。「1日も早く朝青龍が本来の姿を取り戻し、記者会見をするように仕向けていきたい」。朝青龍問題の解決なくして、名門部屋に未来はない。【柳田通斉】
[2007年8月15日9時8分 紙面から]
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