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貴親方公約2年以内にフルマラソン完走

ぶつかりげいこで転ぶ貴輝鳳(右下)を指導する貴乃花親方(左)
ぶつかりげいこで転ぶ貴輝鳳(右下)を指導する貴乃花親方(左)

 九州場所(11日初日、福岡国際センター)を前にした8日、貴乃花親方(元横綱)が2つの目標を掲げ、2年以内の実現を公約した。1つは、同部屋初の幕下(53枚目)力士となった貴輝鳳(20)ら弟子の十両昇進。もう1つは、自身のフルマラソン完走だ。

 貴乃花親方 あと2年で十両に上がるか狙える位置まで持っていきたいと思っています。私自身も、2年以内に42・195キロを走れるまで体をつくっていこうと思っているんです。

 04年2月に父で先代二子山親方(故人=元大関貴ノ花)から部屋を継承した際、「5年で関取を誕生させたい」と宣言した。苦しい道のりが続いているが、この間、弟子に連日40~50番の猛げいこを課すと同時に、自分自身も鍛え上げてきた。ウオーキングとストレッチを日課にし、食事は夕食のみが基本。現役時代160キロだった体重を現在90キロに絞っている。

 「弟子を指導するには、まず自分を研ぎ澄ました状態にすべき」。時津風部屋の時太山(当時17=本名・斉藤俊さん)急死事件で指導のあり方が問われる昨今、同親方のストイックなものの考え方は傾聴に値する。「貴輝鳳がすぐに幕下で通用するとは思いませんが、負けるにしても力を出し切ってお客さんを喜ばせてほしい。何事も辛抱が大事。私もそうでありたい」。精進の手本を弟子に示し、部屋の興隆や相撲人気再興につなげる意気込みだ。【柳田通斉】

[2007年11月9日8時50分 紙面から]

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