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朝青龍が横審へ謝罪を戸惑いながらも了承

 モンゴルに帰国中の横綱朝青龍(27=高砂)が、30日の謝罪会見と臨時横綱審議委員会(横審)の出席を了承したことが27日、分かった。前日26日の横審後に師匠の高砂親方(元大関朝潮)がかけた国際電話に、朝青龍本人は戸惑いながらも、「はい」と返事したという。なおこの日、朝青龍はウランバートル市で行われたモンゴル相撲大会を観戦。謹慎明け後、初めて公の場に姿を見せた。

 朝青龍も、うなずくしかなかった。26日夜、高砂親方から「会見の後に、横綱審議委員会の方々が臨時に集まってくださるので、ここでも謝罪の上、これまでの事情を説明するように」と指示を受け、戸惑いながらも「はい。分かりました」と返答したという。

 高砂親方 最初は驚いて「えっ?」とか言っていたけど、こちらの話を聞いてすぐに了承しました。

 過去の現役横綱の横審出席は、7勝8敗と負け越した99年秋場所後の3代目若乃花だけで、史上2人目の不名誉となる。だが、今回は、記者会見後、同じ両国国技館内に横審メンバーが朝青龍のために臨時に集まる。内館牧子委員も2つあった予定をキャンセルしての出席を決めており、朝青龍が拒否できる状況にはなかった。

 関係者によると、朝青龍は内館委員らが提案した「時間制限なし。亀田興毅方式」の会見も了承しているという。モンゴル帰国の理由とした解離性障害、7月末の時点で全治6週間と診断された左ひじ、腰の疲労骨折も完治。最近1カ月は首都ウランバートル市内のジムで器具を使ったトレーニングを繰り返している。今月上旬に朝青龍と会った人物は「体は前よりも大きくなって、筋トレの効果で張りもある。まわしも締めて感触は得ている。あとは、力士とのぶつかりと申し合いで相撲勘を取り戻すだけです」と話している。

 30日の会見、臨時横審出席を終えると、1日には東京を離れて冬巡業(12月2~4日)の一行と行動をともにする。体調は万全。スタートとなる2日の大分・豊後大野場所から観客の前で激しい朝げいこをする可能性もある。【柳田通斉】

[2007年11月28日9時30分 紙面から]

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