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朝青龍、横綱同士三番げいこで締めくくる

- わんぱく相撲で子供たちに追いかけられ、土俵上を逃げ回る朝青龍
横綱朝青龍(27=高砂)が4日の熊本・天草市で、13年ぶりの横綱同士の三番げいこでみそぎ巡業を締めくくる。3日の福岡・柳川巡業で復帰後初めて申し合いを15番こなした。ブランクを感じさせない動きに、大島巡業部長(60=元大関旭国)は、天草での横綱同士の三番げいこを計画。白鵬(22=宮城野)には打診しており、朝青龍が了承すれば、94年12月2日、大分・佐伯巡業での貴乃花-曙以来の横綱同士の白熱したけいこが実現する。
シャープで力強い取り口は健在だった。朝青龍が、謹慎が明けて初めて申し合いを行った。琴奨菊、稀勢の里、普天王を相手に15番(13勝)こなした。4カ月のブランクを感じさせず、得意のつり、投げなどを存分に披露した。「立ち合いがまだだね。まだ時間がかかる」と言いながら、息が上がることもなかった。チビッコ力士に胸を出すサービス精神も見せ「巡業では初めてじゃないかな」と笑った。
申し合いを見守った大島巡業部長は「普通4カ月も休むと、まずは幕下と調整して徐々に上げるけれど、朝青龍は幕内上位といきなりやっても全然違和感がなかった。明日は今年巡業の最後だし、横綱同士の三番げいこをやってもらおう」と発案した。夕食時に宿舎で白鵬には伝え、朝青龍には4日の朝げいこ時に提案する予定だ。
朝青龍と白鵬の三番げいこは、謹慎などの処分を受ける1カ月前の今年名古屋場所直前に、鳴戸部屋で実現している。当時は、11番取って5勝5敗、同体1回の互角だった。巡業地での横綱同士の三番げいことなれば、94年冬巡業の貴乃花と曙以来、13年ぶりの「頂上対決」の実現。不知火(しらぬい)巡業副部長(元関脇青葉城)は「横綱同士の熱いけいこ以上のファンサービスはない」と期待を込めた。
夏巡業を軽視したことで2場所出場停止などの処分を受けただけに、朝青龍も首を縦に振る可能性が高い。連日の優等生ぶりでイメージを回復しつつある朝青龍が、横綱同士の三番げいこで「みそぎ巡業」を締めくくる。【盧載鎭】
[2007年12月4日9時37分 紙面から]
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