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白鵬6連勝、稀勢の里を秒殺/初場所

朝青龍(右下)の目前で稀勢の里(中央)を寄り切る白鵬(撮影・神戸崇利)
朝青龍(右下)の目前で稀勢の里(中央)を寄り切る白鵬(撮影・神戸崇利)

<大相撲初場所>◇6日目◇18日◇東京・両国国技館

 横綱白鵬(22=宮城野)が会心の相撲で難敵を退けた。過去には3連敗したこともあり、2日目には横綱朝青龍(27)を破った東前頭筆頭稀勢の里(21)を寄せつけず、一気に寄り切って、ただ1人の全勝を守った。先輩横綱の朝青龍が注目される中、心身ともに充実。体重は先場所よりも6キロ増え、3連覇へ順調に白星を積み重ねている。

 白鵬が綱のプライドとともに完勝した。1横綱2大関を破る稀勢の里に右から張って両腕をねじ込み、もろ差しで一気に出た。土俵際では腰を落とし、かつて3連敗した相手を速く、慎重に料理。「横綱2人に勝たせない気持ちだった」の問いに、「今、考えたらね。元気のある相手だったし」とニヤリとした。

 5日目までは、いずれも投げやはたきでの勝負だった。前日には北の湖理事長(元横綱)から「白鵬は、大関から横綱になるころはしっかり寄っていた」と、前に出る相撲を求められた。応えるように、この日は周囲を納得させる横綱相撲。土俵下の放駒審判部長(元大関魁傑)に「気持ちよく出ていった。非の打ちどころのない相撲」と絶賛され、白鵬も「いい相撲で勝った」と自画自賛だ。

 初の1人横綱場所だった昨年秋場所は、場所中に体重が10キロも落ちた。今場所は「最近、よく食べられてね」と、先場所から6キロ増の157キロ。朝げいこ時には「攻めていくのが朝青龍関の相撲」と先輩横綱を評したり、松山千春の「恋」を口ずさむ。心身とも充実している。

 前半戦ヤマ場となる難敵・稀勢の里を会心の相撲で退け「横綱になって10連勝してないから」と、横綱昇進後の連勝記録更新も宣言した。【近間康隆】

[2008年1月19日9時19分 紙面から]

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