<水泳世界選手権:水球男子>◇20日◇上海

 1次リーグC組のポセイドンジャパン(水球日本代表)が、ブラジルを13-11と下した。01年福岡大会以降、5回目の世界選手権で初めて1次リーグで勝利を挙げた。初戦でカナダに5-11と敗れたが、これで1勝1敗のタイ。ブラジルは2敗となった。

 日本は序盤、ブラジルに先行される苦しい展開。第2ピリオド(P)途中まで2-5と3点のリードを許したが、志水、竹井、志賀のゴールで5-5。その後も一進一退の攻防が続いたが、第3Pに竹井のゴールで8-7と逆転に成功。ピンチにGK棚村が好セーブでしのぐなど、チーム一体となった攻守で2点差で競り勝った。

 チーム最年長の30歳、青柳主将は「毎回やって初めての1勝。道のりはだいぶ長かった」としみじみと話した。次は22日にクロアチア(2勝)と対戦する。