<水泳世界選手権:競泳>◇28日◇上海

 男子200メートル平泳ぎの冨田尚弥(22=中京大)は前半から飛ばしたが、後半はみるみる失速した。2分11秒98の平凡なタイムで決勝進出を逃し「練習でも試合でも安定したタイムが出せないといけない」と反省した。

 4月の代表選考会で2分8秒25の今季世界最高をマークし、北島を抑えて1位になった。大会前に発熱するなど万全の状態で臨めなかった22歳は「(調整不足の)不安は全くなかった。日本で速くても意味のないことが分かった」と話した。