<水泳世界選手権>◇28日◇上海

 伏兵と言っていい存在が、エースの入江とともに決勝に進んだ。男子200メートル背泳ぎの渡辺一樹(24=セントラルスポーツ)は「レベルが高い中でも自分のレースができている」とうなずいた。

 北京五輪出場をあと一歩のところで逃し、今大会が初の世界大会。「いい意味で緊張はしたが、あがったりはしなかった。決勝も自分の泳ぎを出したい」と落ち着いた表情で話した。