<水泳世界選手権:競泳>◇31日◇上海

 男子400メートルメドレーリレー決勝で、日本(入江陵介、北島康介、藤井拓郎、日原将吾)は3分32秒89で4位だった。米国が3分32秒06で優勝した。

 日本は3人目のバタフライ藤井までトップだったが、最後の自由形でオーストラリア、ドイツにわずかにかわされた。北島は「メダルを取れなかったのは残念だが、みんな一生懸命やった。来年(ロンドン五輪)に向けて強化していけば」と話した。

 出場4選手のコメントは以下の通り。

 入江陵介の話

 メダルを目指していたので悔しい。1人の力ではどうにもならないので、もっといいチームにできるようレベルアップしたい。

 北島康介の話

 俺が足を引っ張った。58秒台で行ければメダルに届いていた。チームはまだタイムが上がる見込みがある。

 藤井拓郎の話

 先頭で気持ちよく泳げたが、予想より遅いタイムに終わって残念。メダルを取れなかったのは悔しい。

 日原将吾の話

 もう少しでメダルだったので悔しい。(出場する)覚悟はできていたが、プレッシャーも感じていた。世界との差を突きつけられた。(共同)